健康住宅とバウビオロギー

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健康住宅に活かされるバウビオロギー

埼玉で自然素材を使って省エネ注文住宅を実現する「株式会社ビオクラフト」では、バウビオロギーによる健康住宅を推奨しています。バウビオロギーの概念はすでに20年以上前から日本に流入。快適で住みやすい健康住宅への気運は徐々に高まっています。シックハウス症候群など、住宅をめぐるさまざまな問題が発生している昨今において、バウビオロギー建築によって健康を維持する予防医学的な建物づくりを目指します。

バウビオロギー建築は“人間の巣づくり”

バウビオロギー建築は“人間の巣づくり”

近年問題となっている鳥インフルエンエンザが発生した一因として、巣をつくる動物である鳥を身動きが取れない人工的な飼育環境に詰め込み、強制的に卵を産ませていることが挙げられています。過度のストレスから体力・免疫力が低下し、病気に感染しやすくなっているという考えです。

鳥が巣をつくる行為は、生物が安心して子孫を残す場所をつくるという本能であり、それができない状態は、鳥の生態が阻害されているとも言えます。これは現代に生きる、生物でもある私たち人間にも当てはまることであり、人間も子どもを育てるために、安心して生活できる、子孫を残せる“巣づくり”をすべきです。

バウビオロギー建築による住宅は、言わば人間の巣づくりであると言えます。バウビオロギー建築では巣づくりとしての住まいを、“施主の方々と一緒につくる”という意識を大事にしています。

これから健康住宅を設計するときの留意点

これから健康住宅を設計するときの留意点

近年は新築やリフォームの際、「エコ住宅」や「健康住宅」というワードがブームになっており、2003年7月、建築基準法の改正により、シックハウス対策が義務づけられています。バウビオロギー建築の指針の中でも、室内の空気の質は重要なポイントです。

大人が1日に呼吸する空気の量は15kg~20kgであり、食べ物や水よりも多く、健康への影響度がもっとも高いと言えます。合板の日本農林規格でホルムアルデヒド放散量を表示するマークがあり、F☆からF☆☆☆☆までランクがあります。F☆☆☆☆がもっとも放散量が少ないのですが、ゼロではありません。

また、建材や家具に使用されている化学物質は、ホルムアルデヒドの他に10種類以上あり、特にVOC(揮発性有機物)は多くの住宅で塗料、接着剤、下地処理剤などで使用されています。アレルギー過敏症の方の住宅にはこうした化学物質が含まれたいわゆる新建材は使えないので、できるだけ無垢の天然素材を使用し、空気の質を高めることが重要です。

また、エコ住宅とされているオール電化住宅には電磁波問題の懸念があります。人間が一番無防備な状態であり新陳代謝機能が下がる就寝時を意識し、寝室などでコンセントや照明器具など電気設備に注意した配置はバウビオロギー先進国ドイツでは常識です。

自然素材がつくり出す心地よい空間が健康につながる

自然素材がつくり出す心地よい空間が健康につながる

人間が生涯に口にする食べ物よりも、呼吸する空気の量の方が多いことをご存知でしょうか。人間は1日の生活時間の多くを室内で過ごすため、健康的で元気に暮らすためには住宅の空気をキレイに保つことは重要なファクターです。

シックハウス症候群やアレルギーを引き起こす原因の一つが最近の住宅の高い気密性であり、汚れた空気が室内にこもりやすくなります。部屋の大きさに応じた換気設備や、定期的な空気の入れ換えに加え、自然素材の使用でキレイな空気を生み出すことで健康効果を高めます。バウビオロギーでは健康と住み心地の視点から自然素材を積極的に使用しているのです。

住宅への無垢材や漆喰などの自然素材の積極的な使用で、シックハウス症候群やアレルギーの原因となるホルムアルデヒドなどの化学物質を減らすことが期待できます。接着剤や断熱材など目に見えない部分も体に安全な素材を用いることで、アレルギーなどの病気の発症を予防。また、自然素材は調湿性に優れ、無垢の天然木は建材となっても呼吸しているため、吸湿性・放湿性を発揮し、室内の湿度を調整します。